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サッカー基礎講座>フォーメーション>ディフェンス(ライン)>フォーバック〔ケース1〕 |
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●フォーバック
4バックは数的優位を作ってスペースを消すので、安定感がある
というのがポピュラーな考え方。
一般的な4バックは、4人のディフェンダーのうち中央に2人の
センターバックを横に並べて置き(スイーパーを置かず)中央の守備を
担当し、左右のサイドバックはサイドの守備、ときには攻撃参加を
兼任し、ゾーンディフェンスで守備を行う。
最終ラインにDFが4人いることで、ゾーンに分けてディフェンスしたとき、
ゾーンを簡単に埋めることができる。
また、横に並ぶことによりラインコントロールも比較的行いやすい。
ディフェンダーの数が多いために前線の人数が少なくなるので、
攻撃の厚みを増すためには状況に応じてサイドバックのオーバーラップが
要求される。
戦術的にはセンターバックは守備的に行動し、サイドバックは積極的に
攻撃に参加する場合が多い。
相手チームがワントップの場合には中央が2対1となり、もしくは
スリートップの場合でも中央は2対1、両サイドは1対1となって
守備が安定する。
しかし、ツートップの場合、センターバックが2枚しかいないので、
中央が2対2になるので1対1の局面が多く、センターバックの
裏(ゴール前)にはスペースがあるため、 抜かれるとピンチを
招いてしまうので、センターバックには高いディフェンス能力が
求められる。
また、サイドバックのカバーリングも重要になってくる。
ケース2
●フォーバック
一般的な4バックは、4人のディフェンダーのうち中央に2人の
センターバックを横に並べて置き、左右にサイドバックを置き、
ゾーンディフェンスで数的優位を作ってスペースを消して守備を行うが、
センターバックの裏(ゴール前)にスペースができしまうことが多く、
これが大きな弱点となる。
この弱点を埋めるため、2人のセンターバックのうち1人を
スイーパーとして配置し、3人のディフェンダーをカバーリングをするのが
主な仕事である。
このスイーパーシステムはゴール前に強固な守備陣を構築できるため
自陣に引いて守る場合には有効なフォーメーションである。
しかし、この場合でも弱点があり、ストッパーとスイーパーの配置の
ギャップが自陣後方にスペースを作り出してしまうため、
ディフェンスラインを高くすることはできない。
ケース3
●フォーバック
4バックは数的優位を作ってスペースを消すので、安定感が
あると考えられている。
一般的な4バックは、4人のディフェンダーのうち中央に2人の
センターバックを横に並べて置き左右にサイドバック置くが、
極端に守備を重視する場合、4人のディフェンダーすべてを
センターバックとして起用する。
最終ラインにディフェンダーが4人いることで、ゾーンに分けて
ディフェンスしたとき、ゾーンを簡単に埋めることができる。
また、横に並ぶことによりラインコントロールも比較的行いやすい。
ケース4
●フォーバック
1950〜1960年代にイタリアで流行した戦術であり、
通称カテナチオと呼ばれる。
イタリア語で「カギを掛ける」、「閂(かんぬき)」という意味。
3人のセンターバックの後ろで左右に動くスイーパーの動きがかんぬきを
差す動きに似ていたところから、そう名付けられた。
また、カギを掛けたように守備が堅い戦術という意味もある。
元々は4人のセンターバック(フルバック)の後ろに1人のスイーパーを
配置したカテナチオが主流だったが、フォワードの数が1人増えた
4-3-3のフォーメーションが現れると、それにあわせてフルバックが
1人減り3人のセンターバック(フルバック)へと変化していった。
ケース1
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